ホワイトニングのデメリット
1 「白い歯」も永遠ではなく、終わりがある!
人間が日々生活を送るためには、必ず何かを食べなければ生きて行くことができません。そして、食べ物には少なからず着色性があるので、当然ながらホワイトニングで取り戻した「白い歯」は永遠に続くわけではございません。
歯を白く保てる期間は、あなたの日々のケア次第で短くも長くもなりますので、ホワイトニング効果を長く継続させたい方は当然ながら、日々しっかりと定期的なケアをすることを心がけるようにしましょう!
定期的にホワイトニング施術をメンテナンスとして受けることもお勧めします!
2 施術直後は食事制限が必要!
ホワイトニング施述をする際には、過酸化水素という薬剤を使用しますが、その薬剤の副作用として、歯の表面の薄い膜を剥がしてしまい、一時的に着色がしやすい状態になってしまいます。
合わせて、歯のエナメル質の表面にあるカルシウムも一時的に失われてしまうので、外部的な刺激に弱い状態を引き起こします。
この薄い膜やカルシウムの再生には12時間?24時間掛かると言われているので、その間は㈰ポリフェノールを含む食材・食事、㈪酸性の食材・食事については避けるようにしてください!
昨今では、ホワイトニング後に使用するコーティング剤もあり、これらを使用することで食事制限の必要がない場合もあります。
3 ホワイトニングができない場合ってあるの?
ホワイトニングができない場合ももちろんあります。特に虫歯がある方がホワイトニングをすると、薬剤がしみてしまう可能性もあるので、施述は避けてまずは虫歯の治療に専念することをお勧めします。
また、知覚過敏の方は、多くの場合神経に悪影響を及ぼしている可能性もあるので、まずは知覚過敏を治してからホワイトニングをすることをお勧めします。
どうしてもホワイトニングをすぐにしたい!という方は、濃度の低いホワイトニング剤を使用したホワイトニング施述を受けると良いかと思われます!
妊娠・授乳中
ホワイトニングに限ったことではありませんが、妊娠中の方や授乳中の方はホワイトニング施述を受けることは避けた方が良いですし、歯科クリニックの場合は引き受けてくれない可能性もあります。
妊娠・授乳が終わり、一段落ついた際にチャレンジしましょう!
無カタラーゼ症
遺伝的に過酸化物の分解ができない体質の方を言いますが、こういった方が過酸化水素を用いたホワイトニング施述を受けることはできません。最悪の場合死に至る可能性もあるので、絶対にやらないようにしてください!
光過敏症
オフィスホワイトニングの場合、薬剤の反応を促進させるためにLEDやハロゲン等の強い光を浴びせることがありますので、光過敏症の方の場合施述が難しいと言えます。
その場合もしっかりと医師にその旨を伝え、他のやり方でホワイトニングをしてもらうようにしてください!
また、ホームホワイトニングであれば、時間は掛かりますが、光過敏症の方でもホワイトニングをすることができますので、是非ホームホワイトニングをしてみてはいかがでしょうか?